実務の技法シリーズ2 債権回収のチェックポイント

岸本弁護士が編著者として参加した本が弘文堂から出版されました。

この本は、新人・若手弁護士をターゲットに、債権回収事件を、時系列に沿って体験しながら学べるよう、工夫を凝らして執筆したものです。
テーマごとに具体的な「ケース」を設定し、ゆとり世代の新人弁護士ノボルくんと、ちょっと厳しい姉弁との会話の中で「事件処理の悩み」や「ありがちな失敗」を浮き上がらせてそれを解説する、といった内容になっています。

「基本書には書いていないコツのようなもの」を詰め込んでおりますので、新人・若手の弁護士さんはもちろん、中堅・若手であっても「あまり経験がない」分野を受任する際の取っ掛かりとして、ご利用いただければ幸いです。

なお、「実務の技法シリーズ」は、第1弾として本書を含む4冊が同時刊行されました。
こちらもぜひご覧ください。

1 会社法務のチェックポイント
2 債権回収のチェックポイント
3 相続のチェックポイント
4 交通賠償のチェックポイント

企業法務の実務 Q&A

弁護士、公認会計士、司法書士が行っている勉強会から生まれた本です。
企業法務に関する問題を各分野の専門家がQ&A形式で解説しており、
特に中小企業の経営者や管理者の方にお勧めです。

常識から法律常識へ

当事務所と事務所ぐるみで仲良くしていただいている
影山法律特許事務所所長・影山光太郎先生の新著をご紹介します。

本書はサブタイトルが「日本法の基層からのもう一つの法律入門」となっている通り
現在の日本の法制度が、「法」の成り立ち、歴史、世界の法制度との比較といった
種々の(ユニークな)視点から語られています。

法学部の科目でいうと「法学」が近いと思いますが、科目のイメージとは違って、
影山先生の実体験を踏まえた、とても身近で実践的な内容です。

最近は、ついマニュアル的な本ばかりを便利に使ってしまうので、
法律分野の枠を越えて「法」を論じる本書は、とても新鮮に感じます。

法律家のはしくれとして、こういう知識や視点は忘れずにいたいと思いました。

©Azusa Sogo Law Office.